プレイリスト計算ツールのリリース前に行うテスト手順

新機能を公開する前に、必ず短時間で回せるテストを実施しています。以下はその流れを凝縮したものです。ローカルで同じ確認をしたいときにも役立ちます。

1. データの正確性を確認

  • 指標が把握できているプレイリストを一つ用意
  • 動画数、合計時間、取得できない動画の数を YouTube Studio と突き合わせ
  • HH:MM:SS 表記と人が読みやすい要約が一致しているかチェック

2. 倍速計算の検証

1.25x、1.5x、1.75x、2x の結果を再計算し、スプレッドシートの基準値と照合します。丸め誤差は許容しますが、ズレは 1 秒以内に抑えます。

3. API キー周りの挙動

  • キーなし:分かりやすいエラーメッセージが出るか
  • 有効なキー:完全なレポートが返るか
  • 制限をかけたキー:クォータ不足の案内が適切か

4. 多言語表示の確認

対応している言語を順番に切り替え、フォーム文言やステータス表示、ブログのナビゲーションなどを点検します。翻訳漏れがあればすぐに気づけます。

5. 回帰テスト用のメモ

テストに使用したプレイリスト ID、期待値、ブラウザのコンソールログを記録しておきます。次回以降のリリースがスムーズになります。

もしカバーできていないケースを見つけたら、気軽にフィードバックください。次のテストに組み込みます。